eX-MEN 第1話「選ばれし者」

おれは牛乳飲みたい。ハタチの大学生だ。

おれは今、訳あって悪の組織に追われている。おれは至って普通の人間なのに!


スポーツカーを相手に脚では勝てない。

なら裏路地に逃げ込むか。。。

裏路地に逃げ込み、牛乳パックを鞄から取り出す。その賞味期限は三日前。

おれはそれを一気に飲み干した。

体が熱くなるのを感じる。


「おい、居たぞ!こっちだ!!」


見つかったか、でもお前らはもう手遅れだ。


おれは徐ろにズボン、そしてパンツを下ろした。そしてうんこ座りになる。


(そう、俺はただの普通の人間。。)



(うんこをするまではなっ・・・!!)



俺は腹を下した。



「まずいぞ、撃て!」

奴らは拳銃を俺に向けてきた。しかしもう手遅れ。

引き金を引き終わる前に奴らは全員みぞうちを抑えて倒れた。


「貴様らの動体視力では、おれのボディパンチを見ることさえできなかっただろうな。。!」


おれは携帯ウォシュレットを取り出し、ケツを洗った。

そして何事も無かったかのようにズボンを穿いて裏路地をあとにする。


倒れた連中のひとりが掠れた声で言った。

「やべえ、、あれが『スープーマン』の力か・・・」


「おれは牛乳飲みたいだ。『スープーマン』だなんてうんこくせえ名前じゃねえ」


おれは「余計な」一言を言った連中のひとりの腹を踏んづけてやった。


「ぐはっ・・・!」


おそらく彼は息絶えた。


「やれやれ、最近は刺客が多いな。安心して外も歩けねえ。まあそれがおれの『運命』なのかもな。。。フッ




そう、おれはうんこをすると身体能力が極めて上昇する。

いわゆるeX-MANだ・・・!!


続く