eX-MEN 第7話 「美女の正体」
牛乳(何だこのメモは・・・!!)
牛乳(これはただのメモじゃない・・・!最初の6文字ってなんだ・・・??これは・・・!!)
俺は各行の1文字目に注目した。
牛乳「・・・そうか!縦読みだ!」
一出大学の俺の頭脳を持ってすればこの程度の暗号、一瞬で解読できる。
牛乳(縦読みすると・・・「うんち、ぶり!」・・・?)
次の瞬間、牛乳飲みたいの脳みそに電気が流れた。
牛乳「もしかして・・・eX-MAN・・・!?『奴』か・・・!?」
これは一気に状況が変わるかもしれない・・・!!
美女はメモを落とすと屋上を後にした。
(運を天に任せるの。彼が明日来るか。)
後ろから番組ディレクターの男が声をかけてきた。
「ウォシュレィさん!出番ですよ!!」
「ええ、わかっているわ。」
便木・ウォシュレィ。
ハーフ系のアイドルとして芸能界を席巻するハタチの女性だ。
しかし、彼女には誰にも言えない秘密がある。
翌日、牛乳飲みたいはテレビ局に来た。
便木ウォシュレィ。誰でも知っている有名アイドルが俺を呼び出してきた。
なぜ俺の名前を知っていたのか?
そして彼女は本当にeX-MANなのか?
俺は知りたいことが山ほどあるんだ。
テレビ局の楽屋の1つに通される。
中に入るとウォシュレィがいた。
ウ「ようこそ。eX-MANの牛乳飲みたいくん。」
牛乳「・・・!?あんたなんで俺がeX-MANだってことを・・・!?」
ウ「あなた何も知らないのね。まあいいわ。本題に入るよ。」
ウ「アイドルはうんちしないって話聞いたことある?」
牛乳「・・・そんなの都市伝説に決まってるだろ。」
ウ「普通はね。でも私に限ってはほんと。」
牛乳「どういうことだよ・・・?」
ウ「私。おしりからうんちが出ないの。」
牛乳「何言ってんだよ・・・」
ウ「代わりにここから出すの。」
ウォシュレィは手を見せてきた。
牛乳「・・・!?なんだそれは!?」
ウ「ここから出るのよ。そして・・・」
ウ「出たものは私の意思で自由に爆発させられるの。」
牛乳「・・・!?てことはもしやお前・・・!?」
ウ「そう。BRITのメンバーを殺したのは私なの。」